Q: |
砥石の種類、サイズ、用途、特徴について |
| A: | 天然砥石(荒砥石、中砥石、仕上砥石)と人造砥石(荒砥石、中砥石、仕上砥石、油砥石、ダイヤモンド砥石)があります。 |
・砥石山より産出し石英等天然物質材
・水をかけながら砥ぐ
・長切れする
・砥石が層状になっている為、水づけをしておくと割れるおそれが有る
・天然砥石は産地名を使っています。主な天然砥石の産地と名称と用途は下記の通りです。
種類
名称(産地)
寸法(o)
用途
荒砥
平島砥(長崎県)
225× 70×110
鎌、鉈、包丁の荒研ぎ用
大村砥
(和歌山県)255×110×145
225× 70×110
225× 55× 70
150× 40× 35鎌、鉈、包丁の荒研ぎ用
砥面磨き用中砥
天草砥
(熊本県)255× 90×160
220× 70×100
220× 60× 65
150× 40× 30鎌、鉈、包丁の中研ぎ用
対馬砥(長崎県)
210× 73× 75
210× 73× 25
210× 67× 55
210× 55× 55
210× 45× 45
150× 35× 35鎌、鉈、包丁の中仕上用
砥面仕上用
三河名倉砥
(愛知県)出来型(決まった型で採砥していません)
刀剣、中研ぎ用、鎌、鉈、包丁、鉄、中仕上用
才切型 金 銀磨き用青砥(京都府)
230× 80×出来型
220× 66× 66
205× 66× 66
195× 55× 55
180× 55× 55
140× 35× 35カンナ、ノミ、中研ぎ用
鎌、鉈、包丁仕上用仕上砥
合砥(京都府)
24型 218× 78
30型 205× 75
40型 205× 75角欠
60型 195× 70カンナ、ノミ、メス、鎌、鉈、包丁仕上用
80型 180× 63
100型 160× 58
レーザー 型 35× 80
彫刻刀型 150× 40カミソリ 仕上用
刀剣 磨き用内曇型 205× 75
205× 70
195× 70
180× 63刀剣 地研ぎ仕上用
刀研ぎ仕上用
刀艶磨き用
Q: |
人造砥石の種類、サイズ、用途、特徴について |
| A: | 人造砥石(荒砥石、中砥石、仕上砥石)の特徴。 |
・砥材 (C:カーボン、GC:グリーンカーボン、A:アルミナ研削剤、WA:ホワイトアランダム)と接着剤を粘り合わせ焼いた物である ・天然砥石に比べ均一した砥石である ・割れにくい ・水を含ませてから研がなければならない ・刃付けが早い
(自主作用が有る為、次々と新しい研削剤が研ぎながら砥石面に出る)
人造砥石の特徴、サイズ、用途は下表の通りです。
種 類 呼び名
砥 材
粒 度
サイズ(o)
用 途
荒砥
(金剛砥)
荒目
中目
細目C、GC
C、GC
C、GC♯36、♯46
♯60
♯120205×50×25
205×75×50打刃物等の刃欠けの修正、荒研ぎ用
ダイヤブリック
C
♯24、♯36
150×50×25
砥石面、コンクリートのハツリ時のドレッサー(修正用)
中砥
中砥
A
WA♯800〜♯1,200
207×66×34
185×62×15
176×52×15
206×73×30打刃物等の中研ぎ用
仕上砥
仕上砥
A
WA♯3,000〜♯8,000
210×73×22
206×73×24
190×70×20
185×62×15
Q: |
ダイヤモンド砥石について |
| A: | ダイヤモンド砥石の特徴、用途は次の通りです。 |
ダイヤモンド砥石の特徴
・熱に弱い(約600℃)で炭化します
ダイヤモンド砥石の用途
・ハサミ、包丁、チップソー、鎌等の刃付け
Q: |
砥石の使用方法について |
| A: | 砥石が動かない場所、又は砥石等で固定させて使用して下さい。研ぎ場所のある方は、研ぎ台等を使われると良いです。 |
砥石の平面を平にする一方法として、2個以上の砥石を互いにすり合わせて修正をする
厚板ガラスに耐水ペーパーを貼り砥石をこすり付けて砥石の面を平らにする方法もある
注意
@ 人造砥石は水に浸しておき研削できますが、天然砥石は層状になっている為、水に浸して使用しますと割れる恐れが有りますので、水を掛けながら御使用ください
A 砥石の中央部は特にへこみやすいので、小さな刃物は端の部分を使用し、それ以外は全面を使って研磨してください B 砥石の面は下記の様に常に平面に保って御使用ください C 片刃の刃物の場合、裏刃や刃返りは荒砥や中砥では研がないでください。刃裏をこわしたり、ハガネを研ぎ過ぎてすぐに無くなってしまう場合が有ります
Q: |
砥石の選び方について |
| A: | 刃の状況により下表に照らして砥石を使い分けてください。 |
状況
刃が欠けた場合や刃を修正する場合
刃は欠けていないが切れ味が落ちた場合
より良い切れ味を持続させる場合
砥石を使う順序
荒砥
↓
中砥
↓
仕上砥
中砥
↓
仕上砥
天然仕上砥
Q: |
彫刻刀砥石の使い方について |
| A: | 彫刻刀専用砥石を使って刃を研ぎます。水をかけてすぐに使えますが、少量の水をかけながら彫刻刀の型に合った面の砥石部であまり力を入れずゆっくりと研磨してください。刃裏に刃返りが出たら刃裏を研磨して下さい。 |
不吸水性=水をかけてすぐに使えます。鋭い刃先がよみがえります。
注意:刃裏を研ぐ場合は、刃返りを取る位で結構です。あまり何回も裏を研ぎますとハガネを研ぎ過ぎてしまい、最後には刃が無くなってしまいます。目安として表8に対し裏2位で研いでください。