Q:

ペンチの種類、サイズ、特徴、用途、使用方法について
A: ペンチの種類、サイズ、特徴、用途、使用方法は次の通りです。

 絶縁ペンチ

サイズ: 125、150、175、200o a02-03-26.JPG (14821 バイト)
材質: 主に炭素工具鋼、機械構造用炭素鋼
用途: 電気関係、一般家庭で使用
特徴: 銅線や針金の切断、針金細工や板金細工などに使う工具。先端は物をつかむ役目をし、そのくわえ部はギザが切ってある。刃の裏側は、丸い物がつかみやすいように丸いくほみがえぐってあり、ナット回しもできる。

使用方法および注意点:

一方の柄に親指をかけ、人差し指と中指を他の柄の外側にかけて、薬指と小指は柄の間に入れて使用すると、開閉が片手で自由にできる。なるべく柄の先を持った方が強い力が得られる。なお、針金の切断は強く押さえても、こじらないようにすること。

 圧着付ペンチ

サイズ: 175、200o a02-03-28.JPG (12669 バイト)
材質: 主に炭素工具鋼、機械構造用炭素鋼
用途: 一般家庭および電気関係
特徴: 通常のペンチに圧着機能を持たせたペンチ。電線と端子および電線相互を圧着、接続できる。刃部に穴が付いているものもあり、2o以内の被覆線をはぐことができる。

使用方法および注意点:

通常のペンチと使用方法は同じである。圧着作業は、端子の呼び寸法を確認する。また、圧着する電線の断面積は、使用端子の電線抱合容量の範囲内とする。端子の平丸側をダイスの両側に入れ、端子のロウ付部をオンダイスで圧着する。

 ホームペンチ

サイズ: 200o a02-03-29.JPG (14678 バイト)
材質: 炭素工具鋼、機械構造用炭素鋼
用途: 主に一般家庭用および電気関係
特徴: ペンチとしての機能のほかに、ハンマー、テコ、バールとしての簡単な機能を持つ。

使用方法および注意点:

使い方はペンチとほぼ同様。

 ラジオペンチ(スタンダードタイプ)

サイズ: 125、150、200o a02-03-30.JPG (9614 バイト)
材質: 主に炭素工具鋼、機械構造用炭素鋼
用途: 一般家庭用、電気関係
特徴: 機能はペンチと同様だが、先端が長いので狭い箇所における細工や細い銅線・針金を切るのに向いている。先端は物をつかんだ時に滑らないように、ギザが切りこまれている。刃はペンチよりも鋭くなっており、非常に細い銅線・針金を切断できる。バネ付とバネなしがある。

使用方法および注意点:

ペンチとほぼ同様の使い方であるが、精密さを要する作業にはラジオペンチを選択するとよい。

 ラジオペンチ(先細・先曲タイプ)

サイズ: 100、125、150o a02-03-31.JPG (14295 バイト)
材質: 主に炭素工具鋼、機械構造用炭素鋼
用途: 主に弱電関係
特徴: スタンダードタイプよりさらに先端を細く仕上げているので、狭い箇所での作業や精密さを要する作業に向いている。障害物があってストレートタイプでは作業しにくい時は、先曲タイプが適している。ミニタイプ、メッキ仕上げなどがある。

使用方法および注意点:

ペンチとほぼ同様の使い方であるが、精密さを要する作業にはラジオペンチを選択するとよい。

 リードペンチ

サイズ: 125、150、175o a02-03-32.JPG (14002 バイト)
材質: 主に炭素工具鋼、機械構造用炭素鋼
用途: 電話機の修理や紡績用
特徴: 丸ペンチと異なり、先端が平らで長くなっている。刃は付いていない。種類によっては、ギザ付あるいはメッキ加工を施したものもある。

使用方法および注意点:

使い方は丸ペンチとほぼ同様で、鉄線・銅線の曲げ加工に使用する。

 丸ペンチ

サイズ: 125、150o a02-03-33.JPG (16220 バイト)
材質: 主に炭素工具鋼、機械構造用炭素鋼
用途: 電気通信機器の配線・組み立て・修理など
特徴: 普通のタイプより小型で先が細くなっている。形状はラジオペンチに似ているが、刃がついておらず、銅線や鉄線の曲げ加工に使用する。障害物があるためストレートタイプでは作業しにくい時は、先曲タイプが適している。

使用方法および注意点:

小型で先が細くできているので、強い力を入れる作業には向いていない。
先端に物をはさんで細工する時は、むやみに力を入れないようにすること。

 電工ペンチ

材質: プレス鍛造品 a02-03-34.JPG (16835 バイト)
用途: 自動車配線、機械配線、電気機具配線など
特徴: 絶縁端子圧着、裸差込端子圧着、ワイヤ切断、ワイヤストリッパ、ネジボルト切断などの機能をもつ工具。

使用方法および注意点:

それぞれの作業に応じた機能を選択する。

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