Q:

庭木の手入れについて
A: 美しい庭を保つ為に剪定が大事です。庭木の種類によって、剪定の時期が違いますので注意してください。

1)庭木をいつまでも美しい姿に保ち、庭全体のバランスを維持すること。
2)むだな枝を取り除いて、枝ぶりを整え樹形を整えます。
3)老化した枝を、新しい枝と更新させ、木を若返らせます。
4)開花、結実を促すためですに。
5)病害虫防除のためです。
6)冬場の日当たりを確保するために剪定します。

剪定の時期は次の通りです。

1) 花の咲く木の剪定は、落下直後に行って下さい。
2) 実のなる木の剪定は、実が落ちてから行って下さい。
3) 落葉樹は、葉が落ちて休眠期に入った時期(12月〜3月)は剪定による影響が少ないので大きな剪定も可能です。
4) 常緑樹は、寒さのため、木がいたみやすいので厳冬期を避け、3月以降の方がよいです。
5) 冬期は、大きな剪定が可能であり、それ以外の時期は、小さな剪定のみとなります。

Q:

庭木の種類別の剪定の仕方について
A: 主な葉ものの剪定は次の様になります。
アオキ  花後から6月中旬に、古い木のコルク質化したよい枝を元から剪定する。
イチイ  若木のうちは上に伸ばし、下枝から整姿する。3月と7月に軽い剪定を行う。
イヌツゲ  5〜6月と9月に、枝先を刈って、小枝を多く出させ密にすることが大事です。
サンゴジュ 初夏と秋に、好みの高さで芯をとめて横枝も詰めて毎年繰り返して刈り込む。枝が混み合うと、内側の古い枝が枯れ込むので、間引いたり、切りすかすとよいです。
モチノキ  秋に強い剪定を行う。崩芽力が強いので、徒長枝がよく発生するので、早めに切り取ることです。
モミジ  落葉期に、剪定する。強い剪定を行った後は、かならず、切り口にコールタールヲ塗るとよいです。

剪定する枝

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実のなる木の剪定は次の通りです。

ナンテン 4〜5月頃、木の高低差をつけて剪定する。混んでいる枝は、根元から切り除く。伸びすぎる枝は節の上で切ります。
ザクロ 2〜3月頃、間引き剪定を主体に行う。昨年の枝が結果母体 となり、これから出た新しい枝に花芽が出るので、軽い剪定をします。
ウメモドキ 落葉樹に、余分な枝は根元から切り取る。伸びすぎる枝は先を軽く詰めると、実のつきがよくなります。
グミ 夏期に上部の伸びすぎた枝を切り戻す。冬期に短枝を残し、徒長枝からみ枝を切り取ります。
ナナカマド 自然の樹形に育てるのがよいとされている。大きくしげっている木は、枝を切り戻したり、混んでいる枝を間引いてやります。

主な花の咲く木の剪定は次の通りです。

アジサイ

花が終わったらすぐ、花の下に葉を2〜3枚つけた所で切る。7月以降はむやみと切らないことです。
ウメ

花が終わったらすぐ、2〜3芽残して切る。最後の芽は、外芽を残すようにします。

カイドウ

花が咲き終わると新芽が伸び、5月中旬頃成長がとまる。この時期に、長く伸びた新枝の先端3分の1位を切る。冬の剪定は、混みすぎた枝を切り、今年長く伸びた枝3〜4芽つけて切り詰めます。

サザンカ 花後から4月頃まで行います。
ツバキ 花が終わると、からみ枝、逆枝などを剪定する。強い剪定は、行ってはいけない。枝がれに注意してください。
バラ 春は、芽の動き出す前の2月中旬〜下旬。この時は強い剪定は行う。秋は、芽が出る9月上旬頃、軽い剪定を行う。芽の伸びる方向に斜めに芽の上5o位の所を切ります。

Q:

剪定の仕方について
A: 剪定には間引き剪定、切り戻し剪定、整姿剪定があります。

1.間引き剪定

枝の混みすぎた所を、剪定し、風通しや日当たりをよくします。

2.切り戻し剪定

枝には、内芽と外芽があります。剪定する時、必ず外側に伸びる外芽の約3センチ上で切ります。

3.整姿剪定(刈り込み剪定)

美観のうえから、樹形を整える。高刈り込み、低刈り込み生け垣の刈り込み。

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Q:

剪定の道具について
A: 鋏、刈込鋏、高枝切鋏、剪定鋸などがあります。

1)鋏    庭類、果樹の剪定や枝すかしに使用します。
2)刈込鋏  主として生垣や細い枝や葉を刈る時に使用します。
3)高枝切鋏 高い所の細い枝や葉を刈る時に使用します。
4)剪定鋸  太い木の剪定に使用します。

剪定作業には、主に剪定鋏を使用しますが、良く切れる道具を使用する事が最も大切です。

切り口が悪い場合には、
 
・木が枯れる
  ・木が病害虫におかされる
  ・新芽の出方が悪くなる
  ・花の咲き方が悪くなる
  ・結実が悪くなる

◎良い鋏の条件

1)よく切れる鋏
    イ)木の表皮を残さずに切ること
    ロ)木の表皮をつぶさず切れること

2)軽く、握りやすい鋏
    イ)木長時間の使用にも疲れにくい
3)耐久力のある鋏
    イ)サビない
    ロ)ヤニが付着しない
    ハ)刃こぼれしにくい

Q:

剪定鋏の種類と鋏の手入れについて
A: 剪定鋏、盆栽鋏、それぞれ用途にあった鋏をお使い下さい。
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鋏の手入れ方法は使用後、木汁やヨゴレを落とし、乾いた布で拭き、油(ミシン油など)を塗って下さい。切れ味が悪くなったら、ペーパー砥石で刃を研いで下さい。

油ぶき 砥石
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使用後は木汁やヨゴレを落とし、乾いた布で拭き、油(ミシン油など)を塗ってケースに収めて下さい。

刃の減り具合により、荒砥石・中砥石・仕上げ砥石を使い分けて下さい。
刃の動き切れ味が悪くなった時、刃が欠けた時は角度のある刃の方を砥石で砥ぎ、裏(刃の合わさっている方)からは最後に軽く1、2回なでるように砥いでお使い下さい。

平刃の場合 ペーパー砥石

丸刃の場合

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砥石と同じ要領で砥いで下さい。

丸刃のものは手の平にペーパー砥石を持ち、すり鉢をするようにして砥ぎます。

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